真っ赤なデリカシー

2006年06月28日

戦争グッズ

今日はバレンシアまで行ってガチョウにちょっかい出してきた。
今日はベタベタ触ってやったもんね。

その後、バレンシアにある「博物館」に寄った。日本語で書かれてあるの。
初めて行ったんだよね。

まずは、カーキ色のジープと大きいBombsが迎えてくれて。
中に入ると、私の好きなアンティーク色!
なーんて、無邪気に喜んではいられなかったな。
そこには、数々の戦時品が陳列してあった。

銃刀、なんて、見て笑っていられない。
今でも使えるというランチャー。山ほどの手榴弾。
千羽鶴。
どでかいバイアル（当時は大量皮下注射したんもんだよ、とママンが教えてくれた）。
変な鳥肌がたちました。。
そこのオーナーは今47歳で、10歳の時に山でそれらのモノを掘り始めたとのこと。趣味で。
寄付されたものもあったけど、殆どがソコの山から出てきた物。何てこと！
28体の日本人の遺骨も発見して、そのうち数人は名前が判明。
皆、レイテで戦死したと報告されていたそうだ。

靖国神社にも19アイテム（だったかな）を奉納したらしい（平成10年）。
オーナーの彼は「ヤクスニ」と言っていたような気がするけど。

そーいや私のじーちゃん、広島のBombで死んだんでした。
小さい頃、毎年記念式典に参加したものだったなぁ。
私は夏休みの小旅行と、鳩にエサをやるのが楽しみでしょうがなかったものです。

帰国したら、ばーちゃんに色々聞いてみようって思った。
生きてろよ！ばーちゃん！
（「（私が帰るまでに）わし、死んじゃう･･･」と泣き言を言っているそうなので）