2006年07月26日

野尿

力が湧かないー。はいあがれないぃー。

ってことで気分転換に、というより現実逃避に、ボホールのウバイに行くことにした。
今そこではAI(人工授精)トレーニングの最中。うちのボスとJessがレクチャーするってんで、それに同行したってこと。
フェリーでボホールに上陸して、そこで会ったさとちゃんも、何だか一緒に行くことに。

そこからは車。
車の荷台に乗るんだけど、クッションがなくてケツがイテー。
しかも車酔いしてしまって、そのままくねくね山道に突入。
気持ち悪い。ケツ痛い。無口。元よりしゃべるのが億劫。むっつり。

しかし。道中の景色がなんともカッコよかった。
道の両脇をかためる樹齢60年という、細く高い木々が私たちを見下ろす。
やっぱり山はいい。

くねくねを抜けて、ボスの実家に立ち寄った。
広いその家にはボスパパがひとり住んでいる。
83歳にして現役でココナツの木に登っているんだって。元気だなぁ。

ビールがうまいよ。
いや、たいしておいしくないなぁ。おいしく飲めない。
悠々とラム酒を飲み始めたボスに問うた。「今日の夕方レクチャーするんじゃなかったの?」

「疲れたから明日にする」

そうですかい。

日がすっかり落ちてから、再び出発。
ケツイテー。で、ふと、立ってみたら、とても楽だった。気持ちいいし。
道には外灯がなくて真っ暗で、振り向くと真っ暗。暗いというか真っ黒。
吸い込まれそう、とも思わせてくれないほどブラック。おっかなーい。

そうやって暗闇を背にして、空気を切るととても涼しくて爽快で、少し気分が良くなった。

道のりはまだまだ長く、道中、暗がりでみんな仲良く野しょんべん。

By mabo @ 11:35 PM | 平生 | コメント (3)

コメント

暗黒夜に樹齢60年・・・
なんか出てきそうだ。
でも暗いから、何かいてもわからないか。

荷台でドライブ。
炎天下じゃなかったら風が当たって気持ちいいだろうな。しかし、くねくね道は・・・

By Manat | 2006年08月11日 14:30


60年って若いのかなって思ったけど、そうでもないか。
何かが光りながら出てきたらいやだねぇ。

最近よく来てくれてるね。ありがと。

By mabo | 2006年08月12日 04:54


そうか、60歳と言えば、人間でもざらにいるね。
樹木にしたら若いほうだ。

光ながら出てくるもの…すべて蛍にしておきましょうか。

By Manat | 2006年08月17日 07:21


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