2006年03月20日
自己と非自己
かゆい・・・。うなじと、右の肩甲骨の辺りと、右モモの裏が。
昨日昼まで寝ていて、昼頃、蟻にチクッと噛まれた。
「小さなチクッ」と「中くらいのチクッ」があって、「小さなチクッ」はいいんだけど(良くもない)、「中くらいのチクッ」だと噛まれたところが蚊に刺されたみたいになる。
噛むのか刺すのかわからないけど、ぷっくりとふくれる。
それは蚊に刺されたのとちょっと違っていて境界明瞭の円形。
何が違うんだろ。
集まってくる免疫細胞とかじゃなくて、侵入してきた「非自己」である蟻の何かが蚊の唾液とは違う成分だから?
しかしさ、そりゃぁ私は有機物のかたまりだけれどもだからって噛まなくても(/刺さなくても)いいじゃんねぇ。
ま、蟻を責めるより、ベッドに蟻がやってくる状況を作った私の生活態度を責めた方がいい。
今朝は、フィールドに出る前にちゃんと事務所に寄ってサインをしたよ。
タイムカードはないの。
前はあったらしいけど誰かが砂を入れて壊したとか(子供かよ)。
午前中は牛の乳をしぼるための枠づくり。
を、見てただけ。
写真は、メリーおばちゃんちのテーブルの上にて。
裂け目で、カラマンシが電球にはさまれていた。
帰宅して、まずやったことは掃除。
とりあえず見えなくなっていたシンクの底と床を見えるようにした。
明日から出張でなので、うちに帰ってドアを開けたときにうんざりしないために。
あ。
非自己、と書いて思い出した。
「自己」が「非自己」を認識して排除することが「免疫」なわけだけれど。
異文化に飛び込んでいくのってまるで免疫反応みたいだ、って思ってたんだった。
すなわち私が「非自己」。
認識して排除するためにつくるのが「抗体」なわけだけれど。
ということは「抗原」である私は今、「抗体」をつくらせているわけだ。
でも逆に、私が「自己」でもありうるよなぁ。
ややこしいことだ。
コメント
>ややこしいことだ。
やんごとなきことだ。
(なんか、「やんごとなき」って言葉をどこかに書き記したかっただけなので、気にしないで下さい)
By Proust | 2006年03月20日 23:15
いたしかたなくてやるせない。
いたたまれなくて飽くことを知らないのに一文にもならない。
いてもたってもいられないのにやり切れない。
仕方ない。
ろくでもなくてかたじけない逆引き広辞苑は便利だな。
By mabo | 2006年03月21日 02:46