真っ赤なデリカシー

2006年03月08日

涙の種類

少し目を腫らして出勤したんだけどそれをつっこむ人はいない。
もともと細い目が少々小さくなったって気づかないのだな。

昨日、みんなと飲んだビールはRed Horse。
何が混じってるのかわからないけど混ざりもののビールで、こいつが酔うんだよ。

なーんか、おかしな酔い方するんだよねー。

去年の4月だ。
一仕事終えた後にRed Horseをフツーのビールと同じ調子で飲んでたら酔っ払っちゃって。お日様はまだ高いのに、そのままおうちに送還されたことがあったよ。
危険なんでちびちび飲んで、その後はJessと場所を変えて飲み直し。
いろんな話をしたわけさ。

ここんとこ調子が悪くってねぇ･･･、休んだり、スタッフミーティングすっぽかしたりしてるのよ。
その都度マイマイはどこだ?って探されているらしい。すまんのぅ。

Jessは「何かあるなら話してごらん」とかいうことは言わずに放っておいてくれる。
それに甘えているのは知っていた。

Jessは、まるで父のように、しかし母のような柔らかな包容力でもってずっと私を見守っていてくれたことを、昨日初めて実感として知った。

初めて空港で出会ったあの日から、ずっとだったんだ。

Jess達が日本人を受け入れるのは私が6人目で、初の女性。

Jessが昔を語った。
私達を、おそらくこの特殊な境遇にある心境を含め、それを、理解するのに3年かかったと。

そうだね。そんな簡単にわかるもんじゃない。

Jessは、だから、私達の扱い方、付き合い方を知っている。
私が、何にもわかっちゃいなかったあの頃、彼は既に私のよき理解者であったのだ。

私は救われた気がした。

と、ゆーことで、うれし涙だったんだな。
悲しい涙も入ってたけど、嬉しくて泣いたんだきっと。
そんな泣き方、今まで知らなかった。それとも、Red Horseのせいですか?

あ、そうそう、Jessと飲んでたビールはBeer na Beerってやつでね。
（昔の話だったかもしれないけど） なんとアタリ付きビールなんですってよ！
フタの裏に、もう1本、って書いてあるんだって。ほんとかなー。そのフタ欲しい。