2006年01月17日

一隅を照らせ

「あんたは全くパッとしない時と、すごく生き生きしている時があるね。
 今はいい顔してるよ。」

と言われたことがある。はは、その通りだ。

「ある時はさっぱり光れなくて、ある時はぺかぺか光れるんですよね。」
 などといい加減な受け答えをしたところ、
「・・・あ。それで思い出した。良い言葉をあんたに贈ろう。」と。

それがこれ、「一隅を照らす」だ。

あぁなんという言葉だろう。もっと早く出会っておきたかった。
こんな言葉を贈ってもらったの、と母に報告すると、「涙が出そうだ」と私以上に感激してた。

ここに来るために仕事を辞めた、そんな時だった。

私は未だにこの言葉を自分のものにできていないような気がする。
私にはこんなことしかできないけどいいんだよね、と、言い訳の引き合いに出すことが多い。
しょうがない、私の能力はこの程度だもの、と、ネガティブな引用の仕方をする。
未だに。
捉え方は人それぞれで良いのだろうけど、すがりつく為の言葉ではないはずだ。

パッとしない日が多くて飽きる。
ぼんやり、体の深いところで、にぶい光が灯るばかり。

ま、できることをやって、できないことは誰かが補ってくれるのだよな。うん。

どうも暗いな。包丁でも研ごう。

ますます暗いのかな。
そうだなぁ--。

世界のほんの片隅で、必要とされれば、いいよな。ってことで。

By mabo @ 10:14 PM | ガラクタ | コメント (2)

コメント

maboのblog、ホントに好き。
私のお気に入りNo.1に登録されてる。

自分も色々考えさせられる。

世界のほんの片隅で。

By yuko | 2006年01月22日 00:11


うわ、ありがとう。嬉しいなぁ。すっごく。
好きだと言ってくれる人がいて私は幸せよ。

By mabo | 2006年01月22日 19:22


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